就職できなければ自分でビジネスするしかないんじゃないの 1

最近のニュースによると就職状況はかなり悪いらしい。


「中高卒の若者失業率、14・2%…過去最悪」
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20100223-OYT8T00313.htm


大卒でも大変な状況なんだから、高卒はもっと厳しいというかほとんど職がないのでしょう。
失業率14%となっていますが、現状はもっとひどくて大半の人が職につけない状況なのではないでしょうか。


私も高卒なのでこのニュースを読んで自分のことのように感じてしまいました。
ただ私の場合、最初の就職はバブルの終わりくらいだったので、会社を選ばなければ好きな仕事につくことができました。
これが今だったら私はおそらくどこも就職できなくてフリーターをやっていたかもしれません。
自分は幸運だったと思うのですが、生まれた年でこれだけ違うと何か不条理を感じます。
しかし、発展途上国の人々の大半がいまだに仕事もなく貧しい状況を見ると生まれた場所でも格差があるので、不平等があるのは当たり前なのでしょう。



今まで日本は優秀な人材を終身雇用という制度で企業に囲い込みビジネスを差別化することによって優位を保っていました。
しかし、インターネットやデジタル技術の普及によりあらゆる情報がオープンになり、その優位性がなくなりつつあります。
さらに中国やインドの企業が生産コストの安さを武器に全世界のマーケットを席巻しています。
このような状況を見るとこれから日本企業が復活する可能性は低いでしょう。
なので若い人たちは今までの経済が右肩上がりで伸びていくことを前提にしたシステムには乗らないで今の時代にあったライフプランを考える必要があります。
いや、これからは若い人だけではなく働く日本人全てが考えなければいけないのかもしれません。


では、これからどうすればいいのでしょうか?


(次へつづく)