間違った日本の英語教育

おはようございます。今日も秋晴れのいい天気ですね。今日は少し寝坊をしてしまいました。朝が弱いのは昔から直りません。

 TOEICを受けるなら今がチャンスを読んでTOEIC=英語力というのはどうなんだろうと思ってしまいました。
 日本人は最低でも中学、高校で最低6年間英語を勉強します。しかしほとんどの日本人は英語でコミュニケーションをとることができません。こんな英語教育に意味があるのだろうかと思ってしまいます。

 私は高校くらいからアメリカ留学がしたくて自分なりに英語を勉強していました。TimeやNewsWeekを辞書を引きながら読んでいましたが、いまいち頭に入ってきませんでした。
 その後IT業界で働くようになってIT関連の英語の技術書を読む必要が出てきました。そのころはまだあまり英語は読めませんでしたが、内容にとても興味があったのであっという間に辞書なしで読めるようになりました。そのとき思ったのは言語はツールであって目的がなければ身につかないということでした。

 その後1年ほどアメリカの大学に行きました。最初は英語を聞くことも話すこともほとんどできませんでした。それまでテープなどでリスニングの練習はやっていましたが、ほとんど身につきませんでした。しかしアメリカに行っていろんな人たちと話すうちに半年くらいで自然と話せるようになってきました。
 このことでも英語は必要であれば身につくということがわかりました。レストランで注文したり先生に質問したり友達と遊ぶ約束をするなど生活に密着したコミュニケーションが言葉の基本なんだと思います。

 言語は左脳で処理されるといいますが、私の経験では右脳的な能力がかなり必要だと思います。リスニングでは音感が大切なので音楽を聴くような感覚があります。TOEFLTOEICといったテストは左脳的な部分ばかりテストしていて何か偏っているような感じがします。

 また英語に関してはこんな体験もしました。英語ばかり話していると考えるのも英語で行うようになりました。そして日本語を少しづつ忘れていきました。日本に帰ってきたとき敬語が話せなくなっていたのには驚きました。やはり使わないと母国語でも忘れてしまうものなんですね。

 そんな私がお勧めする英語勉強法は

1 英語圏に行って生活する。
 働いている人はなかなかできないでしょうが、これが一番手っ取りはやいです。アメリカだとビザなしで3ヶ月は滞在できるのでサマースクールなどに参加するのがいいと思います。滞在場所としては日本人が多いニューヨークやロスは避けたほうがいいと思います。私はウィスコンシンという田舎に行きましたが日本人が少なかったので英語の勉強にはよかったです。

2 英語しか話せない友達を作る
 日本でも外国人はたくさん滞在しています。外国人が集まる場所としては教会が集まっている人たちもまじめな人たちなのでいいと思います。また六本木などのバーにも外国人は多いですが、ちょっと怪しげな外人も多いので気をつける必要がありますね。

3 英語で発信する
 今はBlogやPodcastで情報を発信するのはどうでしょうか。英語はどんどん使ったほうが早く身につきます。Skypeなどで相手と直接話せるともっといいですよね。Blogを読んでくれた外国人と話すのであれば会話もはずむのではないでしょうか。

 要は英語は使ってなんぼのものです。TOEICを取っても使わなければあっという間に忘れてしまいます。資格でスキルアップも悪くはないと思いますが、英語を使う環境にいかに自分をおくかが重要だと思います。

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