Active Directoryって必要ですか?
おはようございます。今日も晴れましたね〓。毎日少しずつ寒くなってきてる感じです。
仕事の関係でMicrosoft製品について調査していたのですが、かなりひどい作りです。Active Directoryはコンピューターの電話帳のようなシステムでWindowsの根幹をなす技術です。しかしこれの運用がかなり面倒くさい。
Activeディレクトリはコンピューターをグループ化するドメインという仕組みがあります。例えば会社の経理部だったら経理部ドメインを作ります。このように部署ごとにドメインで分けることによりアクセス制御や分散管理などができるようになります。
しかし企業で組織が変わるのは日常茶飯事です。例えば経理部と総務部が統合されて総務経理部になるといった感じです。このときActiveディレクトリの変更をしなければいけませんが、これがかなり大変です。
Windows 2000 Serverという以前のサーバーではこのドメイン構成の変更すらできませんでした。いままでどうやって運用してきたのでしょう?Windows 2003という今のバージョンになってやっと可能になったのですが、そう簡単ではありません。
ドメインの変更は14くらいの手順を踏まないとできないようです。また変更するための条件もいろいろあって一度変更してしまうと元に戻せなくなることも多いようです。
Windowsのエンジニアに対してはご苦労さんという言葉しかでません。こんなものを多大な労力をかけて管理していく必要があるのだろうかと疑問に思いました。もっと変化に柔軟に対応できるディレクトリシステムを考えるべきではないでしょうか。
私にとってWindowsとCiscoのサポートは仕事の中で一番やりたくない仕事ですね。さわらぬ神にたたりなし。