検索エンジンの公共性

おはようございます。久しぶりにはいたズボンがぴちぴち状態で少し太ってしまったようです。今までそんなことがなかったのでショックでした。ジョギングをがんばらないと。

 Googleは今絶好調の会社です。検索エンジン技術を武器に莫大な利益をあげています。そしてさらなるサービスを次々とリリースしています。Googleはどうやら全ての情報をインデックス化しようとしているようです。
 検索機能が重要だと気づいた他社も同じようなサービスをはじめていますね。Yahooは独自の検索エンジンにきりかえましたし、マイクロソフトやアマゾンまで検索エンジンを作っています。

 多くの企業が検索エンジンを持ちたいと思うのは情報へアクセスするためのインターフェースとしての重要性に気がついたからなのでしょうね。私の経験からでも検索エンジンが登場して可能になったことがいくつかあります。

1 相見積りが簡単にできるようになった
 何かモノを買うときその値段が妥当なのかわからないことがあります。最近風呂の給湯器が壊れたので近くのガスショップに聞くとかなり高い値段を言われました。しかしインターネットで調べると安くで売っているところもあるので内容を確認して業者選定をすることができるようになりました。客にこんなことされたら売っている方は儲からなくて大変かもしれませんが。

2 専門家の言っていることが正しいか自分で調べることができるようになった
 弁護士や医師など専門性の高い人たちの言っていることが本当に正しいか素人では判断できません。しかしネットで調べることによってあまりにもひどい業者は判断できるようになりました。

3 個人調査がある程度素人でもできるようになった
 人名で検索すると結構様々な情報が出てきます。犯罪歴があるなどのネガティブなものから何かの賞をもらったなどの栄誉あることまで簡単に調べることができます。個人情報保護の観点からは色々問題があることだとは思いますが。

4 わからないことを調べる手段として協力
 わからないことを調べる場合、いままでは書籍か人に聞くしかありませんでした。しかし検索エンジンの登場で今まで調べられなかったことも簡単に調べられるようになりました。特にある分野や地域に限定されている情報や新しい情報などはネットでしか調べることができない場合も多いと思います。

 しかし検索エンジンはあまりにも強力なツールなので、コントロールする企業の思惑によって悪用される可能性もあります。Googleがアルゴリズムを操作して企業にとって利益となる情報のランクを上げることも可能です。
 Googleの企業理念で「邪悪にならない」ということを掲げていますが、邪悪がそうでないかを決めるのはGoogleです。所詮は株式会社なので株主の利益を最大化するでしょう。

 Googleのビジネスモデルはもともとお金儲けのしにくいものだと思います。Googleは広告を行うことによって莫大な利益をあげられるようになりましたが、公平性を欠く要因を作ってしまいました。
 そしてGoogleはMicrosoftのWindowsと同様に情報インフラの性質が強いビジネスだと思います。私はいずれ検索エンジンも非営利団体が運営するものが出てくるのではないかと思っています。より民主的で公共の利益を第一に考えた検索エンジンが将来求められるような気がしてなりません。

 

4822244873ザ・サーチ グーグルが世界を変えた
ジョン・バッテル 中谷 和男

日経BP2005-11-17
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