日本の銀行はだめだな〜

今日は朝から外出していました。寒い雨が降っていて移動がつらい一日でした。

このBlogをお読みの方はお分かりかもしれませんが、私は日本の銀行が嫌いです。
個人的にひどい扱いを受けたこともありますが、本当の理由は客をないがしろにする姿勢が変わらないからです。

私は10年ほど前にアメリカに住んでいましたが、そのころのアメリカの銀行と比べても全然だめだと思います。
まずアメリカの銀行に行って思ったの行員がほとんどいないということでした。日本の銀行は無駄に人が多いですよね。
あんなに人がいるのになんでこんなに待たせるんだろうといつも不思議に思います。
アメリカの銀行は月末など繁忙期はアルバイトなどを使って顧客を待たせることはありませんでした。
日本の銀行はいまだに行列のチケットを出して平気で顧客を待たせます。
長年やっていれば忙しいときにどれくらいのワークロードが発生するかわかりそうなものだと思うんですけどね。
またATMが24時間使えるのもアメリカでは当たり前でした。スーパーやモールには必ずATMがあったのでお金が引き出せないということはありませんでした。
日本ではいまだに一部の銀行しか24時間ATMをやっていません。

結局日本の大手銀行は変わろうという気がないのでしょう。
税金まで投入されて助けてもらっているのに自分のことしか考えていないように見えます。

今日TVで新生銀行の元社長の八代さんがインタビューで言われていたことが印象に残りました。
前身の日本長期信用銀行を引き受けてもらおうと日本の金融機関を回ったそうですが手をあげる企業はいなかったそうです。
新生銀行ははげたかファンドの食い物にされたと批判されましたが、本当ははげたかファンドと呼ばれた投資グループのおかげで再生することができたのです。
新生銀行は日本の銀行のなかではやっと世界に通用する初めての銀行だと思います。
彼らのビジネスを見るとちゃんと顧客のことを考えていると感じられるからです。

これから顧客も金融機関を選択する場合、どれだけ顧客志向かを見て選択していくべきでしょうね。
旧態依然とした金儲け主義の銀行とはあまりつきあいたくないですが、まじめに仕事をしていて一緒に成長できる金融機関とは長くつき合いたいと思いますね。
そんな金融機関って本当に少ないんですけどね。