マイナーでもいいじゃん

私は結構マイナー好きです。
もちろんマイナーなだけではだめなんですが、マイナーなものって何か光るものをもっていたりしますよね。。

プログラミング言語Ruby,Haskell,Lispが好きですし、OSはMac,FreeBSDがいいですよね。

私が今まで使っていたコンピューターで一番好きだったのがAmigaというコンピューターです。

a500.jpg

最近の若い人は知らないかもしれないですが(年寄りみたいだなー)ビデオ制作では一世を風靡したコンピューターです。
昔のTV番組のウゴウゴルーガではAmigaで作ったCGが使われていました。
たまたま近くに住んでいる人にAmigaファンの人がいて最初に見せられたのがボールがバウンドするBoingというCGデモでした。

Amiga Boing
amigaboing.gif

Amigaのゲームはアートとも言えるくらいきれいで見ているだけで楽しかったですね。
Marble Madnessというゲームはビー玉が転がる単純なゲームでしたが、音や動きが秀逸でした。

Marble Madness
mmadnes.gif

今はAmigaを作っていた会社もつぶれてしまいましたが、最近Amiga ForeverというエミュレータでWindowsやMacで動かせるようになりました。

確かにマイナーなコンピューターのソフトウェアを作ってもAmigaのような運命とたどるとソフトウェアもビジネスとしては価値がないのかもしれません。
しかしコンピューターはあくまで手段であってそれによって作り出された物に価値があればマイナーであろうとなかろうとどうでもいいのではないでしょうか。
スティーブジョブズが以前経営していたNeXTもマイナーでしたが,ティムバーナーズリーが初めてのウェブソフトウェアを開発したのがNeXTでした。

独創的なツールがユーザーの感性を刺激して新しい物を生み出す力になったのかもしれませんね。

いまやIT業界は効率優先、マーケティング優先になってしまいましたが、昔のコンピューターのようにユーザーの感性を刺激するような製品がまた出てきてほしいと思いますね。