未来はどうなるのか

 毎日忙しく仕事をしてすごしているとあまり将来どうなるのかということを考えることが少ないと思います。
私のまわりでもそのような話をしていても近視眼的な内容になりがちです。
しかしこれから社会が劇的に変化する予兆が出てきていて私は将来この社会はどうなるのだろうと強く感じるようになってきました。
乏しい情報をもとに自分なりにこんなふうに考えてみました。


・高齢化
 年金制度はお年寄りを若い人が支えるという前提で作られた制度です。
昔はベビーブームなどで若い人が多い社会でしたが、いまや高齢者の割合が多くなってしまって年金制度自体すでに崩壊しています。
さらに再生医療やサイボーグ技術の発展によりこれから人の寿命はもっと延びるでしょう。
 そうなるともう高齢者は年金を頼らず(すでに当てにしていないと思いますが)自分で生きていく道を考える必要があります。
いままで蓄えた資産を運用することに加えて高齢になっても働くことのできるスキルを身につけなければいけません。
それと健康管理が一番大事ですね。
高齢になっても働けるように生活習慣病にならないように気をつけないといけませんね。
喫煙、飲酒、ストレスなどをできるだけ遠ざけるようにする必要があります。
 ただこういう状況になると若い人の失業が促進される恐れもあります。
なので高齢になったら若者を育てるような仕事にシフトしていくというのが一番いい形かもしれません。
人類が発展してきたのは先人の知恵を後世に伝えてきたからです。
高齢者はそういった役割を積極的に担っていくべきなのではないでしょうか。


・フラットになる世界
 通信技術や飛行機などの移動手段がこれからも進化していくでしょう。
そうなると国境を越えた企業活動がより簡単になると思います。
インドや中国の台頭によって何十億もの人たちがグローバル経済に参加してきています。
すでに製造業やIT産業では多くの仕事が日本から海外に流れていっています。
これから他の国も同じように台頭してくるでしょう。
そうなったときに日本はどうすれば生き残れるでしょうか?
キーワードは貢献とイノベーションだと思います。
自分たちが世界に対して何をすれば貢献できるかを考えて新しいことにどんどん挑戦していくことだと思います。


・技術のパーソナライズ化
 技術の進展によっていままで個人ではできなかったようなことがこれからできるようになっていくでしょう。
PCは大企業しか使うことができなかったコンピューターの力を個人に解放しました。
それによって業務の効率化や通信技術の発展が進みました。
これは他の分野でも起こりうることです。
例えば自動車は今は個人では製造できませんが、パーソナル工作機械ができると簡単に自分だけの自動車を作れる時代がくるかもしれません。
これは反面恐ろしいことでもあるのですが、爆弾や銃などの武器も簡単に作れるようになってしまいます。
技術は道具でしかないので使う人のモラルが重要です。
いずれにしてもこの方向に進むのは間違いないでしょう。
そうなったときに社会がどう変わるかを考えておく必要があると思います。


 とこんな感じでつらつらと考えて見ましたが、大変な時代になりそうです。
未来を予想して起こりうる災難に手をうちつつ自分らしく生きていくしかないですね。