資格の意味

今日は久しぶりにヒルズで仕事してます。
学生が夏休みのせいか少し空いていますね。


ヒルズでも資格取得の勉強をしている人をよく見かけます。
スキルアップでがんばるのはとてもいいことだと思います。
しかし資格が最終の目的ではなく本番は取ったあとだというのがわかっていない人が多いような気がします。


最近司法書士さんや税理士さんに色々仕事をお願いすることが多くなりました。
私がおつきあいさせていただいている方は依頼した仕事をちゃんとやっていただけるので大変助かっています。
しかし時々自分の仕事をちゃんとしないのにお金ばかり請求する方もいらっしゃいます。
こちらとしては資格に対してお金を払っているのではなくやっていただいた仕事に対して報酬をお支払いしています。
しかしこちらは資格を持っているのだからお金を払って当然と思っているのかサービス業ということを認識していない人がたまにいます。
こういう勘違いは勉強ばかりしていて世の中のことをわかってないからなのかもしれません。


IT系の資格でも難しい資格を取っているのに本質を全く理解していないエンジニアが多いような気がします。
特にベンダー系資格は企業の都合のいいような内容しかテストでないので現場で役に立たないことがあります。
自社でやってるベンダー試験にうちの製品はバグが多いからナレッジベースを常にチェックするようになんて書けないですからね。


資格取得はゴールではなくスタートだと思います。
つまり資格をとってもまだ一人前ではありません。
顧客の問題を解決できるようになってはじめて一人前になります。


最近お客をお客とも思わない弁護士と話したのでちょっときつめの内容になってしまいました。
ロースクールで弁護士をいっぱい作ってこういうなめた弁護士を早く淘汰してほしいものです。