人生は変えられる

私の知っている人でいつも自分の親の悪口を言う人がいます。
その人はそこそこ裕福な家庭に生まれたのですが、親とは仲がよくありません。
その家は元々おじいさんが財産を作ってその息子が継いだようなのですが、この親子も仲がよくないようです。
その当てつけなのかおじいさんは孫をかわいがっていたそうです。


しかし、おじいさんが亡くなるとと親子関係がさらに悪化したようです。
父親は息子の人生を自分の思い通りにしようとしたそうです。
それが不満だった息子は父親から離れたかったようですが、経済的に自立していない学生だったため離れることができなかったようです。


私は愚痴ばかり言っている彼に家出したらいいじゃないかといいました。
しかし彼にはそこまでやる根性はありませんでした。
家を出てどこへいけばいいのかと言う始末です。
別に五体満足にあるのだからどこででも働いて稼ぐことができるのにやろうとしません。
こういう人は一生悪口を言うばかりで実行できない人なのだなと思います。


今のサラリーマンを見ていて彼と同じではないかと思うことがあります。
会社帰りに同僚と愚痴を言いますが何も行動しようとしません。
違う環境にいくことが怖いのでしょう。
しかし、人生変えようと思えば意外と変えられると思います。


よく転職のときに前の会社がいやだったとかネガティブな考え方では成功しないといいます。
しかし正直なところみんな今の会社で働くのがいやだから転職するのであって、前向きな転職というのは私には建前にしか思えません。
今の会社がいやで転職するのでもいいと思います。
ただいい条件で転職したければ計画的にやったほうがいいでしょう。


最近読んだ「スティーブジョブズ 神の交渉力」という本の中でジョブズピクサーという会社を経営しているときにディズニーと交渉する話がありました。
ピクサーといえば今やトイストーリーやファインディングニモなどの大ヒットアニメを制作した会社として有名ですが、最初ディズニーと契約するときはかなり不利な条件で契約させられたそうです。
しかし、映画がヒットしたとたんにジョブズはディズニーに不平等な契約の撤回を求めます。
実績を出したので立場が強くなり結局フェアな契約を結び直したそうです。


人の人生も同じで、現状がいやなら自ら行動していい方向にもっていけばいいと思います。
その時必要なのは少しの勇気と戦略と行動です。
そうすればきっと自分の望む人生が送れると思います。
人生は短いから年をとって後悔しないように生きていきたいですね。

スティーブ・ジョブズ神の交渉力―この「やり口」には逆らえない! (リュウ・ブックスアステ新書 48)スティーブ・ジョブズ神の交渉力―この「やり口」には逆らえない! (リュウ・ブックスアステ新書 48)
竹内 一正

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