忠告を今でも聞けるだろうか?

 長年生きていると(といってもまだそんな年だと思っていませんが(笑))いろんな人に出会います。
前の会社で一緒に働いていた女性も少し変わった人でした。
その人は私より年上でSEとしてのキャリアも長く仕事もできる人なのですが、最大の欠点がありました。
それはあいさつができないことでした。
その人は知っている人に会っても平気で無視をしてひんしゅくを買っていました。
また電話対応もよくなくて、いつも不満そうな話し方が悪い印象になっていました。




あるとき私が社内で使うグループウェアをバージョンアップしました。
機能があがってデザインもよくなったのですが、それを使って彼女が言った言葉は「前のほうがよかった」でした。


私もみんなが使いやすいようにとよかれと思ってやったのにそういうKYな言い方をされるとモチベーションがかなり下がってしまいます。
私より年上なのだからそれくらいの気配りはできてもいいのではないかと思いましたが、人それぞれなんでしょうね。


ただ本人は悪気があってやっているのではなく、全くわかっていないだけのようです。
もし彼女が新人だったら忠告をするところですが、いまさら彼女に言っても直らないでしょう。
仕事もできるのに本当にもったいないなと思いますが、自分で気づくまでは変わらないのだろうなと思います。




翻ってもし自分がそのような忠告を受けたときに聞けるだろうかと思いました。
特に年下から言われた場合はなかなか難しいのではないかと思います。
ただせっかく自分のために言ってくれているのに聞かないのはもったいないですよね。
だから感情的には難しいかもしれないけれども論理的に考えていい忠告は聞く姿勢はもつよう努力はしたいかなと思います。