最近の職場

 最近は多くの企業で派遣社員など外部から人を受けて入れています。
また転職する人も増えていてもはや定年まで同じ会社に勤めるということがなくなってきています。
人材流動化という意味ではいいと思うのですが、現場で働いているとこれでいいのかと思ってしまうこともあります。


前に常駐でやっていた仕事では顧客企業はいろんな派遣会社からエンジニアを受け入れていました。
その中で女性で経験5年くらいのエンジニアがいました。
彼女は仕事はそこそこできるのですが、社会人としてのマナーがよくありませんでした。
ある日顧客企業のえらいさんがDVD-RAMをPCに入れようとしたときメディアをさかさまにして入れようとしていました。
それを見てその女性のSEはばかにするような感じで笑っていて私は少し不愉快に感じました。
私は「DVD-RAMって裏表がわかりにくいですよね。」というフォローをしたのですが、女性のSEは「そうですか?」と言う始末です。


昔の会社だったらカミナリ親父のような上司がいてこのような失礼な人を怒ってくれたと思いますが、派遣社員にそういうこともいえないのだと思います。
また会社での先輩、後輩という人間関係も希薄になっているので余計に忠告してくれる人がいなくなりました。
やはり終身雇用の崩壊が影響しているのでしょうね。


だからこれからの時代はマナーや礼儀は自分で気をつけて直していくしかないのだと思います。
しかし、自分のことって意外に自分ではわからないものです。
いろんな本でよくメンターを見つけなさいと書いていますが、それは客観的に自分を見てくれる人を持つということなのだと思います。
私は友人にもここは直したほうがいいということがありますが、素直に聞く人はほとんどいません。
言い訳をするか無視するのでこちらとしても言う気がおこらなくなります。
自分はいいメンターを見つけて忠告を素直に聞けるように努力したいですね。