組合の会合に出ました

昨日の夜はあるつてで知った組合の会合に出ていました。
IT系の個人事業主が集まった組合なのですが、こういうタイプの組織運営は難しいなと感じました。


まず問題は仕事を探している人たちばかりで仕事を持ってくる人がいないということです。
特にこの失業者があふれている今の時代、自分の仕事は手当てできても組合に仕事を持ってくる人はいないでしょう。
組合の理事がよくいうのは自分にできない仕事を振る先として考えてほしいといいますが、私はそれなりに業界長いので信頼おける業者さんをたくさん知っているので組合に仕事を出すことはありません。


後、問題なのがこの組合自体の問題かもしれませんが、平均年齢が高いということです。
60歳すぎの人が多くて会社経営を引退した人が結構います。
その方達は経験もコネもあるのでしょうが、こういっては何ですが考え方が古く私のやっている分野で一緒に仕事ができる方はいませんでした。
また、前の会社でえらそうにいうのがくせになっているのか初対面でも失礼なものいいの人が結構います。
特に私は若く見られがちなので青二才だと思われたのでしょうね。
いつものことなので慣れてますが、またかといった感じです。
会社というピラミッド構造からきた人は組合のようなフラットは組織でやっていくのは難しいのでしょうね。
実質、組合がお年寄りの憩いの場になっている状況を見て私自身は加入してもメリットはないかなと思いました。


しかし、その中でも一緒に仕事したいと思う方もいました。
組合の理事はなんとか組合を盛り上げようといろんな世話をしてくれます。
この人とは個人的にお付き合いしていければと思っています。
あと、私とは別の業界の方ですが、同年代でとても誠実な感じの方がいます。
私に取って倫理観が近いかどうかは仕事をする上でとても重要なことなのです。
この人とも何かしら関係は持っていたいなと思います。


フリーで仕事をしていると会社に勤めていたころには問われなかったようなことが重要になります。
会社であれば少々嫌な人間でも同僚や上司だったら無理しても付き合わなければいけません。
しかし、フリーであればそのような拘束がないので自由に付き合う相手を決めることができます。
逆の立場で言うと能力だけではなく人間性も見られるのでより厳しい状況です。
なのでサラリーマンでも苦労している人はフリーでもやっていけますが、会社で威張っているような人はフリーは無理だと思います。


私は組合を仕事を探す場にするのはどうかと思います。
みんな誰かが仕事を持ってきてくれるのを待ち構えているだけで質の悪い営業にあっているような感じがしました。
それよりも色んなことを話し合って新しいことを生み出す場にした方がいいのではないでしょうか。
そんな無駄な時間を費やしたくないと思う人は自分で営業したほうが時間を有効に使えると思います。
もちろんお金儲けにはつながらないかもしれませんが、付き合う中で一緒に仕事をできる人を見つけたり、色んな刺激を受けたりできることもいいことなのではないかと思います。
例えば、これから伸びそうな技術iPhoneやロボットなどを一緒に研究して将来事業化をめざすとかオープンソースプロジェクトを一緒に起こしてみるとかそんな組合だったら楽しいだろうなと思います。


今は時期が悪いから仕方がないのでしょうが、仕事がなくてせっぱつまっている人たちとの打ち合わせは疲れました。