起業家セミナーで飲みすぎ

 今日は少し飲みすぎで昼間はずっと寝ていました。昨日起業家セミナーの先生と飲みにいきました。最初は法律の相談をしようと思ったのですが、先生は飲みモードに入ってしまったためちゃんと話ができませんでした。それとこの先生がかなりお酒が好きで、いっしょになって久しぶりにかなり飲んでしまいました。

 起業家セミナーでは起業に必要な経営から会計、法律などを教えてくれます。どちらかというと小規模ビジネスを対象にしているのでそんなに高度な内容ではありません。
 しかし経営者向けの勉強はもうこれくらいにしようかと思っています。なぜなら起業して起こるであろういやなことがわかってしまうからです。会社を経営するといやなことがいっぱい起こります。例えば、お客さんがお金を払ってくれない、詐欺師にだまされる、従業員が横領するなど。そしてその多くは泣き寝入りするしかありません。

 こんなもめごとばかりで本当に自分のやりたいことなのだろうかと思ってしまいます。確かにリスクを知ることは必要ですが、最近リスクばかり聞かされてモチベーションが下がっています。これでは起業する前にやめてしまいそうだったので経営の勉強はこのくらいにして製品開発などの作業に集中すべきだと感じました。

 このような状況の中にいる経営者は周りのだれも信用できなくなるのもわかります。人は目の前に大金があると変わってしまいます。経営とは人間の本質を冷静に見ることのできる人なのでしょうね。しかしビジネスでは人を信用しなければやっていけません。そうするとある程度トラブルを引き受ける覚悟が必要なんだと思います。
 
 結局会社も人なんだなと思います。特に経営者によって会社は全然違ってきます。有名な経営者のカーネギーのお墓にはこんな言葉が刻まれています。

「この墓の下には、自分よりも優れたものによって支えられて大成功した男が眠る」

この言葉はとても深いと思います。経営者として一番大事なのは人間性なのかもしれません。