CNET Japan 今までのやり方は通用しない--激変するソフトウェアビジネスでUSのソフトウェアビジネスが変化の激しさが伝わってきます。
ビジネスソフトウェア市場では、数年前から変化の嵐が吹き荒れている。
PeopleSoftやSiebel Systemsなど多くの企業が買収され、また廃業に追い込
まれた企業もあった。そして、大手ソフトウェア企業はいずれも、新たなソフトウェア
ライセンスの販売が以前よりも困難になったことを認めている。OracleやSAPなど
の企業も、今では既存のメンテナンス契約の更新に依存している。
パッケージソフトウェアを主力製品にビジネスをしている企業は厳しいみたいです。
オープンソースソフトウェアの人気が、特にデータベースのようなサーバソフトウェ
アで高まったことを受け、MicrosoftやOracleなどの大企業は戦略を変更し、今
では無償または低価格の製品を提供するようになっている。
同様に、Salesforce.comなどの提供するによるホステッド・アプリケーションを使
えば、企業は高額な料金を前払いする代わりに、月次経費として料金を支払って
いくことも可能になる。このため、MicrosoftやSAPなどでも同様の製品を提供せ
ざるを得なくなっている。
オープンソースとASPによって既存のパッケージソフトウェア会社が陳腐化してしまったのでしょうね。ソフトウェアって買ってバージョンアップするのが面倒ですよね。Salesforceみたいなものだったら管理は全部ASP側でやってくれるからネットワークが普及した今では絶対Salesforceが有利ですね。
Colonyは最近のあるコラムのなかで、「Googleはまた価格革命も先導している」
と述べている。「Googleのプログラムは無料で、広告の掲載や配信からの収入で
支えられている。この動きには先見の明がある。私は、企業向けの財務やERP、
サプライチェーン用のソフトウェアでさえ、広告収入でまかなわれ無料で提供される
時代がくると予想している」(Colony)
ERPが広告でまかなわれるようになるなんてすごい時代になりそうですね。弥生会計で帳簿つけてる横で会計事務所の広告が出るなんて時代になるんでしょうか。
MSは技術力もあってネットワークサービスもやっているからASPサービスはできるでしょう。しかしMSはPCを中心としたビジネスを行うという理念を持っているのでネットワーク時代にはもう時代遅れになりつつあるのかもしれません。
これからはまちがいなくGoogleのビジネスモデルの時代です。インターネットビジネスは小資本で誰でも行うことができます。これから第2第3のGoogleが世界各国から出てくるのではないでしょうか。
楽しみですね!
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