株式会社に向かないビジネス
年末ということもあって飲み会のお誘いが多くなってきました。昨日も三軒茶屋で友人と飲んでました。飲んだ分体につかないようジョギングがんばらないと。(最近そればっかり。)http://gowest.hustle.ne.jp/blog/mt.cgi?__mode=view&_type=entry&id=335&blog_id=1
株式会社に向かないビジ...
起業家を目指している私としては常に新しいビジネスについて考えていますが、最近ふと思いつくビジネスが株式会社で行うことに向いていないことに気がつきました。
日本は戦後高度成長で金儲けばかりに血道を上げてきたため、何か置き忘れてきたものがたくさんあるのではないかと思います。
先日私が訪問した精神障害者施設にしても大多数の日本人は訪れたことはないでしょう。アメリカではハンディキャップの人と触れ合う機会が教育プログラムに組み込まれています。そういった点でも日本はまだ未成熟な社会なんだと思います。
私が今考えているビジネスの一つにインターネット上のメッセージ通信に関するものがあります。スパムやフィッシングなどによってメールや ウェブが使えないものになりつつあります。しかしメールやウェブなどのインフラ的なシステムは利益を上げにくい商材です。そのため企業がソリューションを提供しづらいのだと思います。
私企業では難しいビジネスを社会起業家と呼ばれる人たちが行おうとしていることを最近知りました。NPO法人と同じ性格のものらしいのですがNPOよりビジネスよりのようです。
私自身そんなにボランティア精神にあふれているわけではありません。シリコンバレーやホリエモンのように莫大に稼ごうと考えてはいませんが、お金に困らないくらいには稼ぎたいと思っています。しかしただ稼ぐのではなく顧客の問題を解決することにフォーカスしたビジネスをやりたいと思っているので自然と社会起業家のように考えるようになってきました。
株式会社という仕組みは資本主義が発明したすばらしい考え方ですが万能ではありません。行うビジネスによって組織形態も変えていくべきなんでしょうね。
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