Paypal日本に本格上陸!

 アメリカではかなりポピュラーな決済サービスPaypalのHPが日本語になっていました。
今月から日本のコールセンターも立ち上がるらしくいよいよ本格的に日本に乗り込んできましたね。


 Paypalユーザー同士は送金無料でお金はPaypalの口座に一時プールされるようです。
クレジットカードによる送金も可能で手数料は5.4%+$0.3です。
クレジットカードの手数料と同じくらいですね。


 後、法人向けアカウントもあって手数料は少し安いみたいですが、なんかアカウント作るのに審査があるみたいです。
しかし、少額決済で使うには安くていいサービスですね。
日本でもジャパンネット銀行などが同じようなサービスをやってますが、海外との取引はPaypalには勝てないでしょうね。


 私はいつも日本の銀行のだめさを痛感していましたが、こんなサービスが日本で行われるといよいよ日本の銀行はだめになっていきそうです。
今のところ現金で引き出すには日本の銀行を使わざるを得ないようですが、そのうちコンビニあたりで無料でおろせるようになるのではないでしょうか。
ATMからお金をおろすのにも手数料を取る日本の銀行はまじでやばいんじゃないですかね。
最近はふりこめ詐欺防止なのか一回でATMから引き出せるお金を50万、送金を100万に制限しています。
(申請登録すれば解除できるみたいですが、誰がそんな面倒くさいことやんねん。)
これは銀行が補償したくないからやってるだけで顧客のことなんか全く考えていません。


 Paypalでもサービス当初は詐欺が多かったようですが、システムのセキュリティ向上に努力していて顧客に不便さを押し付けるようなことはしていないようです。
(Founders at workにそのあたりのことが書かれていました。)
そんなことしたらみんな使わなくなるでしょうからね。
日本の銀行は殿様商売ができるからこういうばかなビジネスをやっているのでしょうが、技術がないというのは悲しいですね。
企業向け融資もだめ、決済サービスもだめとなると日本の銀行が生き残る道はもう住宅ローンか手数料の高くて使えない投資信託しかないかもしれません。
これからの金融サービスは高度なIT技術なしには成り立たなくなっているということだと思います。


 日本でPaypalが普及するかわかりませんが、海外と取引するときは日本の銀行を使うより絶対いいですね。
これから個人で海外とビジネスがしやすくなりそうです。