メディアはもう時代遅れ

 おはようございます。昨日Apple CEO Steve JobsのMac World Expoでの講演のビデオを見ていて寝るのが遅くなりました。しかし面白いですね。20年前にMacを発売したころのアップルに戻った感じです。ビデオはiTune Music Storeで見ることができます。

 昨日ほりえもんが逮捕されましたね。相変わらず過剰な報道にちょっと嫌気がさしています。どのチャンネルも同じ内容をやっていてこんなにテレビ局いらないんじゃないのって言いたくなります。アメリカみたいに地上波局は三つくらいで十分でしょう。

 はっきり言って既存のメディアはもうなくてもいいんじゃないでしょうか。新聞もどれを読んでも対して変わらないし最近ではネットの方が速いでしょう。時代遅れのイデオロギーをまだ持っている新聞社もあるので金払ってまで洗脳されたくないなと思ってしまいます。Blogは新聞を陳腐化させてしまったのかもしれません。もちろんネットにはいい加減な情報が多いですが、これからの時代は読み手が情報を選ぶ時代なのだと思います。

 TVも視聴率を稼ぐためにつまらない情報を垂れ流しています。広告主のために多くの視聴者を集めなければいけないためにそのとき面白ければいいというものばかりになってしまうのでしょう。
 映像配信もこれから個人や小さなグループが小資本でできる時代になりつつあります。昨日Steve Jobsのビデオでは個人がビデオカメラで取った映像を簡単に加工、配信するデモをMacにバンドルされているiLifeというソフトウェアで行っていました。友達や家族と一緒に行った旅行の様子や結婚式のビデオをそれっぽく加工して知り合いに見てもらうということが簡単にできます。
 不特定多数に映像配信することも可能でしょう。ある特定のトピックに関して映像を集めて後で編集するというのもPCとカメラさえあれば簡単にできます。もちろんTV局ほどのクオリティには及ばないでしょうが、新しいマーケットを作り出すのではないでしょうか。

 一般の人たちが情報を発信する場所が増えればマスコミによる情報コントロールにも対抗できると思います。そもそも一部株主のための利益団体である企業が公正な報道などできるわけがありません。それは監査している相手からお金をもらっている公認会計士の不正がなくならないのと同じです。

 そう考えるとIT技術の発展による社会の変化はかつての市民革命に似ているのかもしれませんね。


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