日本のレベルはまだこんなもの

今朝は寒かったですね。
最近天候不順なので体の調子がいまいちです。

 「福岡市のごみ焼却炉談合、5社に20億円支払い命令」というニュースを見て日本の企業のレベルは低いと感じました。
支払い命令を受けた企業は不服として上告するらしいですが、お前ら反省しとらんなって感じです。

 談合によって利益を分け合うというシステムは業者にとってはおいしいしくみです。
ゲーム理論的に言っても全員がWinnerになるのでこのシステムに固執する企業が多いのは理解できますね。
しかしこのゲームでのLoserは国民です。
高いコストは税金としてはねかえってきます。
行政も自分たちの天下り先を確保するという点でメリットがあるため積極的には談合解消には動かないでしょう。
結局は国民が行動を起こすしかないのだと思います。
本当はこれって政治家の仕事ですが、日本の政治家は頭悪い人が多いみたいで問題解決できないのでしょうね。

 企業側も大いに問題ありですね。
IT業界でも官庁系の仕事をしている企業は職場であからさまに談合の話をしています。
談合なんかしたら自分たちの払う税金が増えるのに、自分で自分の首を絞めているということに気がつかないんでしょうか。
日本企業の倫理観もまだまだレベルが低いですね。
きれいごとばかり言ってても儲けられないと思っているのでしょうが、いまだって対して儲けてないと思うんですけどね。
自分の会社の利益率や企業価値、しいては自分が関わっている事業の価値を正確に理解しているのでしょうか?
企業価値は長期でキャッシュを生み出すことのできる能力によります。
三菱自工や雪印のように信頼を失った企業がどれだけ企業価値を失うかをビジネスを行う人は理解すべきだと思います。

とにかく平気で談合の話をするような人とは仕事したくないですね。