起業家は多重人格

起業家を目指している私としては常に新しいアイデアを考えようと努力しています。
しかし、最近どうしてもお金儲けになるのかということを考えてしまう癖がついてしまって、
発想にブレーキをかけているような感じがします。


 かつては自分でビジネスを始めた人のかたわらで何度か働く機会があってそのひとたちが失敗する状況を見ていたのでどうしても失敗への恐怖を感じてしまいます。
そのひとたちはリスクをコントロールすることなくリスクを取っていたため失敗して当然だったのですが、その経験が今の私にマイナスに働いていないかとふと考えてしまいました.


 自分でビジネスを起こす人はいろんなスキルを求められます。
起業家はアイデアを発想する夢想家であり、キャッシュを厳格に管理する管理者であり、チームをマネージメントするマネージャーでもあらねばなりません。
こんな多重人格的な仕事をいかにコントロールして行うかが一番難しいのだと思います。
そんなことをできる人はまれにしかいないから、会社の成長とともに起業家もいつか自分の作った会社を去らなければいけないのかもしれません。


 今は私のフェーズは夢想家であるべきフェーズなのでビジネスにとらわれず新しい発想を色々やっていきたいところですね。