Disappointed in Japan

 久しぶりの更新です。
間があくと書こうというモチベーションも下がりがちですね。
色々仕事が忙しくてっていうのは言いたくはないのですが、頭がそちらの方に行ってしまいますね。
やはり自分はシングルタスクなのでしょうね。


 実は今、新しい製品を開発しているのでそちらに集中していました。
やっとプロトタイプが動くレベルまで持っていったので数人の人に見てもらったのですが、それで感じたのは日本は新しいことをやるには向いていない文化だなということでした。
 まずパターン1としてお金になるかどうかが価値基準の人がほとんど。
確かにビジネスなのでお金儲けは必要ですが、ユーザーの利便性や社会への貢献という視点では見る人はあまりいませんでした。
金儲けだけしたいんだったら金融やったほうが効率がいいと思いますけどね。
 パターン2として中身の構造がどうなっているか興味を示す人がいない。
何人かのエンジニアの友人にも見せましたが、どうやって実現しているかという質問がなかったですね。
自分としては結構いろんなアイデアを盛り込んだのですが、そこに気づく人もいませんでした。
まーエンジニアといってもいまや色んな専門に別れているのでイメージできないから仕方が無いのかもしれません。
 パターン3としてアイデアを発展させる人がいなかった。
ここはだめだという批評家的な人は多いのですが、だめだったらどうすればいいのか言う人はいませんでした。
与えられた課題について解答する訓練は受けているけど自分から発想するという訓練をしていないからこれも仕方がないのでしょうね。


 いろんな人から多くの人に見てもらって意見をもらったほうがいいとアドバイスされましたが、自分にとってプラスになる意見はほとんどなくてとんがったところのないつまらないアイデアになりそうだったので途中から独断で考えるようになりました。
おそらくアイデアというのは最初は一人で考えた方がおもしろいものになるように思います。


 しかし、日本は新しいことをはじめるにはきついところです。
理解してくれる人がほとんどいない。
いろんな人に見せて感じたのは孤独感と落胆でした。
日本がシリコンバレーのようにならないのはファイナンスの問題ではなく保守的な文化がネックになっていると思います。
日本のITベンチャーと呼ばれている企業で技術を基本とした会社がないのも、起業家と呼ばれる人たちはお金しか興味がないからなのでしょう。


 アメリカにはY CombinatorというVCがあります。
小額投資で多くのITベンチャーを生み出しているVCでPaul Grahamがやっています。
彼らの活動が証明するようにいまやインターネットでビジネスをすれば初期投資はほとんど必要ありません。
ちなみにVCからお金を入れるとIPOまで持っていかないといけないし、銀行から借りる場合は確実にお金になるビジネスしかできませんからね。
ちなみにFounder s at workという本はY Conbinatorのボードメンバーの一人が書いたIT起業家の本です。
この本とてもいいのでぜひ読んでみて下さい。(ちなみに英語です。)


なので最近思うのはUSで最初にリリースしたほうがいいのではないかということです。
日本は輸入文化なのでしょう。
海外で評価の確立したものは認めるけど、自分の目で評価することができない文化なのだと思います。


ちょっと海外展開 考えるかな〜。

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