ブレードサーバーの次はこれか

 いまやコンピューターのハードウェアコストは劇的に下がり、強力な計算能力を安く買うことができるようになりました。
その流れとしてブレードサーバーなどの複数のサーバーを一筐体にパッケージ化したサーバーがポピュラーになっています。


 その次を行く製品がSunから発表されました。
Project BlackBoxはデータセンター全体をひとつのコンテナにまとめた製品です。
サーバーやストレージはもちろん電源や冷却装置も装備されていて単体でiDC運営が可能なように設計されているようです。



 これからのデータセンターは倉庫みたいなところにBlack Boxのようなものが並んでいるという光景になるかもしれません。
宇宙ステーションやスペースシャトルなどに搭載するのもいいかもしれません。
宇宙にデータセンターがあって乗組員が操作している姿はまさに2001年宇宙の旅のワンシーンみたいでかっこいいですね。


 Black BoxはSunのワークステーションで構成されていますが、PCサーバーでLinuxという構成でやるともっとコストが下がるかもしれません。
またこれがどんどん小さくなるとデータセンターが手のひらに乗るなんていう時代になるかもしれません。
YahooオークションサイトがデスクトップサイズのPCになるなんてことも起こるかもしれませんね。